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自己紹介・自己雑感

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自己紹介・自己雑感


 イェーイ! みんな生きてるー!? ぼく生きてるー! ……え!? 嘘!? 嘘じゃないよぼく生きて……あれ、おかしい、僕の後ろが透けて見えている!? 僕の体が真っ二つになっている!? さながら素晴らしきヒィッツカラルドに指パッチンされたかのごとく真っ二つになっている!? ぼく死んでる! ぼく死んでるよ! 輪廻転生、輪廻転生! イェーイ、ニュー僕・様・爆・誕──!

 えー、そんなわけで、心機一転新たな出発と相成った名寄椋司こと僕なんですけれども、ただ復活しただけでは芸がないということで、自分にキャラ付けをしてみることにしました。
 何事にもキャラ立ちは大事です。
 キャラが立っていないとどんなに素敵な日記を書いても「あれ、あの素晴らしい日記を書いていた殿方はどなただつたかしら……アタシあの方になら抱かれても良いと思つたのに、ヨヨヨ」と東京日日新聞の阿部定事件記事ばりにヴアムパイア気質のご婦人が泣き濡れてしまいます。
 まあ、局部を切り取られたくないんで、ヴアムパイア気質のご婦人にはそのまま泣き濡れってぱなしでいてもらうわけですけど。だって嫌だし。おちんちんを切り取られるなんて、そんなカール・バーガーみたいな拷問受けたくないし。大事な部分をホチキスで塞がれたくないし。

 まあ前置きが長くなりましたが、改めて自己紹介をば。
 プロフィールの方でもちょいちょい書いてますが、僕こと名寄椋司は特異な精神疾患の罹患者という設定です。ちなみに「格闘ゲームでは決まって女性キャラを使いたがるギャルゲー主体(チュチェ)思想」という思想犯で前科持ちでもあり、巣鴨プリズンに入院目的も併せて収監されています。されている設定です。されている妄想です。どんな妄想だよ。自分に得が一つもないよ。

 松島ナミばりに女囚を扇動、アバレを引き起こして鬼所長をメッカチにしてやろうかと思ったのですが、生憎独居房はとても居心地がいいので特に脱走とかは考えてません。日に三食出るしお昼寝付きだしおやつもあるし。
 何より僕に課せられた『クズ映画を散々見させられた挙げ句、それを世界に発信して「こんな映画見ちゃ駄目だよ」と啓蒙するの刑』がとても心地よく、所内にはクズ映画ばっかり取り揃えたツタヤまで完備されちゃって、何これ地上の楽園じゃない、死刑執行中脱獄進行中じゃない、ということで、クズ映画を延々見続ける日々を送っています。
 すげえ、完璧にキャラが立ってるよ。まさにそんなキャラなので、趣味の合う方、同じ巣鴨プリズンに収監されていますよという方、刑務所違いでグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所にいますという方、気さくにマイフレ申請してきてくれよな!

 ちなみにここで言うところのクズ映画というのは、『情熱だけは有り余ってるんだけど金やら才能やらの諸問題によってその情熱をうまいこと作品として昇華することができず、なんやかんやあって情熱だけが新幹線のぞみに乗って博多に行ったまま帰って来なかった』という作品、あるいは『最初っから監督とか脚本とかがボンクラで、ボンクラがボンクラボンクラしながら映画を作った結果、当然の帰結として酷い有様になってしまった』作品、『監督も脚本もボンクラなんだけど無駄な才能がスタンド能力ばりに発現、人の記憶に刻まれずにはいられない強烈なインパクトを備える怪作に化けてしまった』作品を指します。
定義が広すぎて何のことやらですが、メインジャンルとしてはホラー映画が多めです。

 そんなわけで以前ブログにて発表していた映画批評をサルベージ、新旧織り交ぜてオススメしたり全くオススメしなかったりしながら映画レビュー記事なんかも掲載していければと思っておりますので、皆様是非ともよろしくお願い致します。
 さて、それじゃあまた僕は厳しい刑罰に服することにしますね。ああ厳しい厳しい。水木しげるばりにフハッとか言ってオナラをコイてしまうぐらい厳しい。おらよってフハッ、ブーッときたもんだ。

 自己紹介ってこんな嘘八百ばかり並べて成立するのか。
 というか、やっぱり自己紹介なのかこれは。
作品名:自己紹介・自己雑感 作家名:名寄椋司