夢の運び人 Starting Point
――僕は死んだ。
どこまでも続く階段を駆け上がると、そこには緑色の草原が広がって青空が続いてた。
草原には僕ともう一人いた。歳を取っていて、顎に白い髭を生やして髪の毛がない。優しい目をしていて長い杖を持っているお爺さんだ。
その人は僕に近づいて言った。
「君に夢を運ぶ仕事を与えよう」
僕には何の事なのか分からなかった。でもその人が僕の頭に手を乗せた時、僕は安心した――
どこまでも続く階段を駆け上がると、そこには緑色の草原が広がって青空が続いてた。
草原には僕ともう一人いた。歳を取っていて、顎に白い髭を生やして髪の毛がない。優しい目をしていて長い杖を持っているお爺さんだ。
その人は僕に近づいて言った。
「君に夢を運ぶ仕事を与えよう」
僕には何の事なのか分からなかった。でもその人が僕の頭に手を乗せた時、僕は安心した――
作品名:夢の運び人 Starting Point 作家名:うみしお