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予言者

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「ありがとうございます。見ました?」
「え?何をですか?」
「豆を金庫から出したんです。今出させて頂いているのは、今までで最も自信のある豆なんです。特別なお客様だけにお出ししています」
「でも、昨日が初めてでした」
「娘がお客様を気に入ったみたいです」
「それは光栄です」
「いらっしゃいませ。やっぱり、来てくれたのね」
 ミキナがカウンターの奥の扉から笑顔と共に現れた。
「はい。出勤前に来てしまいました」
「それでは、どうぞお召し上がりください……娘が予言したんです。柿崎さんに来て頂けることをね」
「そうよ。凄いでしょ」
「ああ、やっぱりこのコーヒーは最高です……本当ですか?」
「いつもは午後から開けてます。今朝は特別です」


続きがあります。


 
 


 
作品名:予言者 作家名:マナーモード