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森羅秋
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ありがとう
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「お前ら、遅いよ」
部活の先輩に言われた。
彼の目は泣きすぎて赤くはれていた。
皆みんな、真っ赤な顔をして泣き崩れていた。
その中央に、ベットが一つ
その中心に男性が1人…目を瞑っていた
「福間、ずっとずっと、みんな揃うの待ってたんだから」
私は、その光景を遠い景色のように見つめた。
窓から吹いてくる風は…ぬるかった。
作品名:
ありがとう
作家名:
森羅秋