黒い満月
夢では、暗いアパートで同棲して、舞茸/椎茸/なめこ/しめじの栽培。
その上に、オフィスに金茸を持ち込んで、デスクの引き出しの中で裏作。
そして新企画は、『きのこワンダーランド』の創設。
とにかく … こんなのじゃなくって、
つまりきのこを育てるのじゃなくって … 愛を育てようと。
そう決意したのです。
明日は、2012年5月21日。
空には金環蝕が輝き、
そしてスカイツリーはその輪っかを突き通していることでしょう。
それはまるでエンゲージ・リングのように。
そして私は、ただただ月がそこで留まらないことを。
そのまま黒い満月が続いて行かないことを祈ってます。
そして、もしも再び、隠れていた太陽が …
私とミッキッコの頭上に現れ、光り輝くならば、
それは私達の新しい人生のスタートになるかも知れません。
そして、私はミッキッコにはっきりと語り掛けることでしょう。
「約束通り、
黒い満月の … 暗いアパートでの同棲ではなく、
いつも明るく輝く太陽の下に、
ずっとずっと … 君と一緒にいよう、
いや、僕は君と一緒にいたい、
そして、君と一緒に歩み、
君のために、サラバッテ行きたい、
だから … 僕と結婚して下さい」 … と。
おわり