ことばの雨が降ってくる
*ネットにがいか、しょっぱいか*
インターネットを通じて、童話書き仲間と知り合ったワタクシですが、2003年4月に自分のホームページを立ち上げます。
これでまたいっそう知り合いが増えて、あれよあれよという間に、用途別の掲示板7つ、お絵かき掲示板3つを抱える巨大(?)サイトになってしまいました。
とにかく楽しかったし、おもしろかったです。仲間との掲示板でのやりとりが。
ワタクシの生活パターンが、毎朝4時半に起きて、夜12時に寝るといった調子でしたので、朝5時半から6時の間に朝の挨拶をしていましたし、「その日のカキコにはその日のうちのレス」をモットーにしていましたから、みんなから「いつ寝るの?」と不思議がられたほどです。
名古屋や京都、仙台までオフ会に日帰りで行ったりもしました(ワタクシの住まいは千葉県の南、太平洋に面したド田舎であります)
ところがある時、ワタクシのサイトに出入りしている人たちの中で、あるトラブルが発生しました。
それは、ある人が自分の気に入らない人にいやがらせを始めたのです。
その人は、嫌がらせの相手のメールアドレスをつかって2チャンネルにくだらない書き込みをしたり、複数の出版社に賞の審査に不正があるなどというメールをしたり、とあるプロの作家さんの掲示板に嫌がらせの書き込みをしたり、被害者本人のブログには別人を装って、書き込みをしたり……。
被害をうけた人は、そのときはパソコンが壊れていたため、直ってきたパソコンを立ち上げたとき、びっくりしたそうです。
2チャンネル経由で、嫌がらせのメールが来たり、プロの作家さんのファンからも文句や嫌がらせのメールがはいっていたり、出版社から身に覚えのない質問の回答がきていたり、と。
もう、これって犯罪ですよね。
相談を受けて、ワタクシも悩みました。
おまけに、ちょうど同じころ、どこの誰かわからないけれど、ワタクシの悪口を言っている人がいるという話も耳に入ってきて。
たぶんきゃぴきゃぴやっているのが目障りだったんでしょうね。だったらみなきゃいいだけなのに。
そんなこんなで思い切ってサイトを縮小して、ブログに逃げ込みました。
ええ、まったく違う人たちと関わりたかったのです。
作品名:ことばの雨が降ってくる 作家名:せき あゆみ