ことばの雨が降ってくる
*タイトルに困ったら*
ズバリ! 主人公の名前を使え!
とよく言われますね。
でも、それはあくまでも最終手段で、できればかっこいいタイトルをつけたいものです。
とある先生は『タイトルが決まらないのは、作品のテーマがあやふやだからだ』とおっしゃいました。
うん。考えてみたら、それも一理ありますね。
ワタクシも自分の作品で、タイトルがなかなか決まらなかったものほど、しっかりした物語になっていないような気がします。
“妖精の布”がそうですね。折を見て書き直したい作品です。
とはいうものの、テーマがまるわかりっていうのもセンスがない。
“不思議なバトン”は、ちょっとひねりが足りなかったかなと反省しています。
できれば、読み手の興味を引くものがいいですよね。
意外性をもたせて「なんじゃこりゃ?」って思わせるものとかもいいですね。
仲間からタイトルがいいといわれたのが“街角のマンモス”です。
物語の中に、シンボルとして登場させたものをタイトルにつかうのも手です。
“木もれ日”“バニラエッセンスの魔法”“花のくびかざり”がそれにあたります。
工夫がないといわれたらそれまでですが……あはは。
もちろん、主人公の名前をばんと持ってくるのもありです。
逃げでなければ、ね。
とにかく、みなさん。
がんばって、すてきなタイトルを考えましょう♪
作品名:ことばの雨が降ってくる 作家名:せき あゆみ