ことばの雨が降ってくる
*知っていて損はないこと*
ちょっと本筋からずれますが、ワタクシ入力の仕事とともに校正もやっていました。
はい、本にする前に赤字でいろいろ手直しする、あれです。
今はパソコン入力が主流になっているので、そのまま本になるような体裁になっています。
ですから、手書き原稿だったときには、書き手が気にしなくても編集者がやっていてくれたことも自分である程度やらないといけなくなったわけです。
アマチュアの物書きの間では、よく「…」とか「‥」のことが話題になりますが、まさしくこのことです。
校正の世界では、2字分とって「…」(3点リーダー)をふたつ並べるのがふつうです。
「。」は会話文にしても3点リーダーのあとにしても、入れる入れないは、出版社の方針によって違うので、どちらでもいいです。まあ、自分の本が出版されるときに版元に従いましょう。
また、「ー」(傍線)も同じように2字分とりましょう。
あと、紙の本では書き出しは一字下げが鉄則。ですが、ウェブサイト上では一行の長さが結構あるので、一字下げても意味がないことも多いので、むしろ、行を分けた方が読みやすいようです。
でも、あくまでも基本は一字下げを忘れませんように。
作品名:ことばの雨が降ってくる 作家名:せき あゆみ