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せき あゆみ
せき あゆみ
novelistID. 105
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ことばの雨が降ってくる

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*推敲100回*



100回というのはもののたとえですが、文章は推敲を重ねて練れば練るほどよくなっていくので、おっくうがらずにがんばりましょうということです。

これはやはり大御所の先生から教えていただいたことです。
勢いで書いてしまうとその達成感から、直さなくてもいいと思ってしまうこともあります。
ですが、書き終えたら、少し時間をおいてから読み直して、推敲しましょう。(お、えらそう)

ぶっちゃけた話、推敲って面倒ですよね。(これが本音)
だからといって、やらないわけではありませんが。
ワタクシ、推敲しているうちに、どれがいいのかわからなくなってしまうのです。だめなヤツです。

先生は推敲が楽しいとおっしゃいます。
ワタクシなんぞがそう思えるようになるまで、100年かかるんだろうなぁ。

しかし、仲間のなかには『推敲の鬼』と異名をとる(というのはおおげさですが)人がいるのです。
彼女には脱帽です。

ある時、ある雑誌に作品が掲載されることになった彼女。
出版社から、もう一度原稿を送ってくれるようにいわれたとき、その原稿をさらに推敲していたので、採用されたものとちがってしまっていたそうです。

彼女らしい熱心さを語るエピソードとして、仲間内では語り草になっています。
彼女の爪の垢を煎じてのまないといけませんね。