星が語る恋愛は狂う
決意の星は4番目の輝き
信じるって素敵なこと 絵本で学んだ貴方の事
恋愛だとかなんだとか 貴方の前ではただの幻想
狂うって何?簡単にできるの?
そうすれば貴方は私を見てくれるの?
麗しき青年は主に傅き
華麗なる貴婦人はその身を讃える
もしも全てがなくなるなら 残るのは貴方だけ
もしも一つが消えるのなら きっとそれは私
冷たい肌は氷のように 伝説で知った貴方の事
散った薔薇は貴方の口に 貫く肌はどんな味?
掴んだ瞳は金色で 獣のようだと私は思った
舐めた首は白色で 月光に浮かび上がっていた
ひらめくカーテンの中 血は黒く床を染める
甘い言葉は誰のため?
願った声も掠れて消えて
だから試してみたかった 彼の牙をみた時から
聖水の銀色は貴方を濡らす
中世ヨーロッパの出来事
世を惑わしたヴァンパイア 安らかに眠る
赤い唇を残して