詩まとめ
燃え尽きる言葉の影
愛しさと恋しさにもしも迷いが産まれたら
君なら迷わずに走っていけるだろうか
喩えるならそう それは流れ星のように
どこか遠くへ行ってしまうけれど
迷いに足をとられずに 進んでいけるのだろうか
君なら言ってくれるだろう
その言葉はあまりにも脆過ぎて
僕は発するのが臆病になるけれど
君なら言ってくれるだろう?
自信は無いかもしれないけれど
それは僕も同じだから
君だから言える
流れ星のように儚く燃え尽きてしまうその言葉は
確かにみんなの心に息衝いている
だから せめてさいごに、君に愛していたと
恋していたと、伝えておけばよかった
流れ星のような君のその言葉はけして僕のように燃え尽きはしない
炎は、心を超えて、地平線を超えて、成層圏を抜けて、はるか銀河を流れて、見知らぬ人の元へ
作成日:2010-06-29