詩まとめ
永遠の孤独
忽然と何かを失った気持ちになる
急に目の前が眩む
部屋は明るいのに焦点の先が歪み、暗い
突然とそれは訪れ揺さぶりかける
私の耳元で囁く
夜なのに窓の外は明るく、夕暮れのようだ
黒い、黒いなにかが
扉の外にいる
それはうろ
黒い、黒いなにかが
窓の外で叫ぶ
それはうた
当然のようにそれは私に触れる
眩暈は止まらない
外はもう朝なのにシーツは寒く、眠れない
騒然とした今日がやって来るのだ
恐れだけが残る
蹲り、胸を押さえ、どうか今日が安らかであれと願った
2012.03.19