詩まとめ
まだ目覚めて間もない
そうそれは夢だったような
幻だったような
気が付けば苦い思いをしていた
夢から褪めてしまった
現実に引き戻されてしまった
そうそれは嘘だったような
偽善だったような
気が付けば傷付いていた
偽りだと教えられた
お前の為だ、なんて嘘なんだ
どうして皆のためお前のためと嘘を付くのだろう
本当は自分がしたいようにしたいだけなのだろう
自分のした事だと思わせないための嘘なのだろう
そうそれは夢だった気がする
幻だったのだから
私が苦しい思いをする筈無いんだ
夢から醒めてしまえば
あとはただ繰り返す現実が残る
そうそれは嘘だった気がする
偽善だったのだと思えば
私が傷付く理由なんて無かったんだ
偽りだと学べばいい
私の為に私は利巧で在らねばならない
2012.03.28