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ひとり芝居
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「お客様は最初からお一人でした」
店長は訝しそうに坂井を見ていた。また出たのか、と店長が呟いたような気がした。
「えっ?何か云いましたか?」
坂井は恐怖のために貧血を起こしそうだった。
「いいえ。でも、今日のことは誰にも云わないでください。お願いします」
了
作品名:
ひとり芝居
作家名:
マナーモード