第三章一話 休息の時間
剣術部隊が集結したことでそれぞれ自己紹介を済ませて共同生活をしてから今日で一週間。
それぞれ親しい友達を見つけて話をしたり、遊んでいたりと少しだけの休息を楽しんでいた。
ついでに俺こと一宮も他部隊で気の会う友達ができて今チェルグ達とイタリアの話を聞いていた。
「イタリアではシエスタする時間があるんだよ。」
「しえすた?」
「まぁ、日本で言う休憩の時間。その時間は草原でのんびりぬくぬくと寝て過ごすんだ~。気持ちいいよ~~。」
と、チェルグは横になった。
「へぇ・・・・こうですか?」
パフ
「気持ちいい・・かも。」
「本当?」
パフ
「へぇ~~。」
次々とパフパフ寝転がりシエスタを楽しんでいた。
そこに梅沢伍長がやってきて
「・・・・・何をしてるんだ?」
「「「「「「シエスタです」」」」」
「・・・・・・後10分で次の駐屯地に行くぞ。」
「は~い。」
俺達はそれぞれ準備を始めたけどチェルグは・・・・・5分後に起すか。
作品名:第三章一話 休息の時間 作家名:sanze1991