番外編その壱 若林ミチヨの心の日記
あの日から数日後。
源五郎から久しぶりに手紙が届きました。
所々に墨でぬりつぶされていた所もあり、少し残念に思いましたが、中身は初めて外国兵と戦ったことがかかれてありました。
自分の目の前で友達が死んでしまったことへの悲痛な思いがつづられておりました。
それも一通目で紹介されていた「三船君」の死に私もショックを受けました。
あぁ、一体源五郎はどんな思いでいるのだろうか。
できることなら近くまで行って源五郎を抱きしめてあげたい。
そんな気持ちでいっぱいでした。
作品名:番外編その壱 若林ミチヨの心の日記 作家名:sanze1991