更新日時:2011-09-19 23:12:06
投稿日時:2011-09-19 23:12:06
哀恋草 第六章 京入り
作者: てっしゅう
カテゴリー :歴史小説
総ページ数:5ページ [執筆中]
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著者の作品紹介
鎌倉の義経捜索はより激しくなっていた。頼朝は妻政子の父北条時政を京都守護職に任じ大軍を率いて上洛させた。
時を同じくして一番の御家人梶原景時も義経追討の先頭として上洛させていた。
久は義経、影光と共に作蔵の家から離れて京の後白河上皇を頼って入京した。入れ変わるように吉野の一蔵に引き取られていた維盛の家臣の妻藤江は久が持たせた一蔵への信書を吉野川に捨てて、自分たち一族と一蔵に災難が降りかからないようにと画策した。
時を同じくして一番の御家人梶原景時も義経追討の先頭として上洛させていた。
久は義経、影光と共に作蔵の家から離れて京の後白河上皇を頼って入京した。入れ変わるように吉野の一蔵に引き取られていた維盛の家臣の妻藤江は久が持たせた一蔵への信書を吉野川に捨てて、自分たち一族と一蔵に災難が降りかからないようにと画策した。