未来のプロフィール/他
21世紀の憂鬱・第2章
〜1番〜
[Aメロ]
“2001”の数字は魔法
クラークの軌道エレベーターに
乗れると思ったんだ
地球見下ろしてさ Bye‐bye Blue Earth
[サビ]
でも何でかなぁ まだ地球(ほし)の上
僕は歩いてる まだ月の下
どれだけ望めば夢は叶うの?
もういいんじゃない この地球(ほし)の外
僕は歩いても あの月の上
どこかでしかめっ面の神様 説得しよう
〜2番〜
[Aメロ]
“2001”の数字は微妙
アシモフのロボット三原則
AIBOには使えない
ましてコンピューターの反乱なんて
[サビ]
ああ違うよねぇ まだフィクション
人は造ってる まだモラリティ
どれだけ奔(はし)れば 未来に会えるの?
もういいんじゃない ノン・フィクション
人は造っても ノン・グラヴィティ
永らく迷い続ける神様 説得しよう
[サビ]
ねぇ何でかなぁ まだ地球(ほし)の上
僕は歩いてる まだ月の下
どれだけ願えば夢は叶うの?
もういいんじゃない この地球(ほし)の先
僕は歩いても あの月の地平
決断できないでいる神様 説得しよう
※2002年2月作成。
クラークの軌道エレベーター:A・C・クラークの小説『楽園の泉』に登場。
ロボット三原則:A・アシモフが、小説『ロボット・シリーズ』にて提唱。
AIBO:はたして、どこへ行ったのか…。
コンピュータの反乱:勿論、我が愛しのHAL9000を念頭においている。
作品名:未来のプロフィール/他 作家名:夏生由貴