小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

未来のプロフィール/他

INDEX|1ページ/74ページ|

次のページ
 

First Sky


〜1番〜
 [Aメロ]
  生まれた時から箱入り子供
  何百万分の一の確率(レート)で
  生まれた僕らは秘密の子供

 [Bメロ]
  でも何でだろう?
  生きてることが奇蹟に見えない
  これじゃあマズイって 軋む細胞
  取り戻すんだ 知る権利

 [サビ]
  どこから始めよう
  Where are we now?
  地図もなければ記憶もない
  とりあえず博士にサヨウナラ
  逃げられっこないって嗤(わら)うんだろう?

  迷路じみてるネットワークを
  それでも僕らは駆けてゆく

〜2番〜
 [Aメロ]
  想像以上のトラップバリアー
  子供に本気で仕掛ける無情(クール)さ
  気付けば仲間は半分だけど

 [Bメロ]
  泣くよりも疾(はし)れ!
  生きてることが奇蹟になるよう
  このまま目指せって 叫ぶ本能
  取り戻すんだ 個の自由
 
 [サビ]
  どこにあるんだろう
  Where's the exit? 
  地図もなければ記憶もない
  取り乱す博士にサヨウナラ
  未来なんてないって嗤うんだろう?

  仮想じかけのプライベートを
  この手で僕らは消してゆく

 [サビ]
  どこにあるんだろう
  Where's our sky?
  一度だけ見た画像の中
  果てもなく拡がる青の青
  曇り空だったって構わないんだ

  偽造だらけの世界の外で
  初めて僕らは生きてゆく

 [Cメロ]
  Our first sky…
  It's spread out somewhere.
  It's spread out faraway.
  We'll be sure to reach the sky.
  So we are going to…


※2004年12月作成。既に発表の『Declaration〜人形たちの独立宣言』、
 『Final Escape』と同系統の世界観にあたる。
 ちょいとばかし秘話なんぞを漏らすと『Final Escape』は現在(2015/9)
 プロフィール欄で紹介中のトラウマ本『テレヴィジョン・シティ』を読了後に書いた。
 アナナスとイーイーに対する、私なりのオマージュである。
 当時は自分なりの結論、というか解釈を言葉にして吐き出さなければ
 相当危険な脳内状態にあった。
 『Declararion』は作詞専門サイトに発表(2009/5)した作品。
 ユーザーの方から「浜崎あゆみさんが歌いそう」とコメントを頂いた。恐悦。
 本作『First Sky』はSF短編としての構想が先にあった。
 いつかは書きあげたいと思ってる。思ってるだけで実現しないまま
 10年以上が経つ――って、これどうなのよ。