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ここまでの大学生活を振り返って(笑)

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 さて、ここで問題。私はなぜキャプチャーボードを購入したのか?ちなみにTVを持っていないわけでない。ヒントは今までの文章にある。答えは…CMの後で!(嘘)
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 もったいぶる必要など全くないのにもったいぶってみた。答えを知ったらがっかりすること請け合いである。
 答えは、ゲーム配信をするためである。先ほど受験生時代に某有名動画投稿サイトに浸っていたと話したが、そこでは生放送もできる。私は何を思ったか、突然配信者になろうと思ったのである。
 そこで私は色々と考えた。マイクがあれば、とりあえずしゃべることはできるが、それだけでは間違いなく行き詰まると判断し、ゲームも配信できるようにキャプチャーボードを購入した。
 ゲームを配信するのは違法行為だと突っ込む人もいると思われるので一言。これはフィクションである。フィクションでの出来事にいちいち突っ込んでいては疲れてしまうぞ、とこれまた無駄に助言をしてみる次第。

 つまるところ、春休みは、配信ばかりしていた。完全にダメ人間の生活であった。PCの前にほぼ一日中いる状態であった。傍から見ると画面に向かって独り言をしゃべっているように見え、さぞ不気味に感じたであろう。
 そんなことは梅雨とも知らず(おっと漢字を間違えた)、私は配信を続けた。あまり人のこない過疎放送であったが、いつもひとりぼっちの私からしてみれば人がいるというだけで驚きと言うレベルである。とても楽しく、癖になってしまった。こうしてダメ人間具合に磨きがかかった。ネット依存が強まり、家にこもる、という状態。大学行きたくないな、なんて思ったりもしたが、もしかしたら友達できたりするかも、なんて一縷の望みを抱き、大学の入学式に向かった。結果は冒頭に書いた通りである……

 タイトルが大学生活を振り返って、だというのに、なぜ高校生活の話をこんなにしているのやら。それにどうでいい話ばかりだ…いや、この小説自体がどうでもいいものであった。すっかり失念していた。
 ようやく大学生活のお話にたどり着いた。ふぅ…疲れた。こんな量の文章を書いたのは初めてである。ここまですでに3000文字以上である。おそらく読者の8割はここまでに脱落しているであろう。ここから面白くなるというのに残念である、と変にハードルを上げてみる。上げたところで私には何の得にもならない。せっかくここまでハードルを下げ続けてきたというのに。
 大学生活、最初は慌ただしかったが、何事にも良くも悪くも慣れはあり、一か月も経つ頃にはすっかり大学に馴染んだ。電車に二時間揺られる生活にも慣れた。正直しんどいが、この大学を選んでしまった時点で仕方ない……

 さて、大学での一日について。大学というところでは何が行われているか気になっている読者もいるだろう。というか、そのぐらいしかこの本において実用性の高い部分はない。いや、大した実用性ではないが。
 通学風景は人によって異なるのでパス。学校についたところから描写を開始しよう。私の場合は、大学に到着したら即教室へと向かう。教室へ向かわず、部室に向かう人もいるらしいが、そんな奴のことは知らん。大学は授業を受ける場である。それ以外の何物でもない。
 授業は千差万別。楽なものもあれば、大変なものもある。最初の授業選択を失敗すれば、その後数か月地獄を見ることになる。しっかりと情報収集をしよう。リア充(リアルが充実している奴らの総称であるが私には関係のない存在である)共は先輩や、友達同士で情報を交換し合うというが、そんなものは私には縁がない。

 というわけで(?)、ぼっちの君でもどうにか楽な授業を選択する方法をお教えしよう。大学にはシラバスというものがある。授業案内のようなものである。何だ、それがあればどうにかなるのか、簡単じゃないかと思われた人、これははっきり言ってあまり信用ならない。そこに書いてある授業計画など容易に崩壊する。
 だが役に立つ部分がないわけではない。授業の評価基準の欄である。ここに、テストのみで評価すると書いてあった場合、危険だ。リスクが高い。もしテストで失敗したら取り返しがつかない。テスト前に慌てることのないよう、レポート等での評価を中心としたものを取ったほうが無難である。
 しかし、レポートは面倒ではないか、と思われた人も多々おられるだろう。確かに面倒である。しかし、単位を落とすよりははるかにましである。リア充共はテスト前にその授業の過去問を貰って対策を行うと聞くが、そんなことはぼっちには関係ない。
 さて、簡単にここまでをまとめると、ずっと楽だがテスト前に地獄を見るテスト重視型と、よくレポートを書かされるがテスト前は頑張らなくてもいいレポート重視型の二つのタイプの授業があるということである。こんなことはもう知っているって?知らない人のための話である。知っている人は読み飛ばしたまえ。いや、もう読み飛ばしているか。いや、もう読むのをやめているか。まぁそれはいい。
 あと、ぼっちの君、ネットに頼りすぎるな。これも危険である。嫌な奴がいるもので、おかげで恐ろしく面倒くさい授業を危うく取るところであった。念のため、シラバスを参照しておいてよかった。
 口コミも決して安全とは言えない。しかし、受講者が多そうな授業を選択するという考えはアリだと思う。リア充共を利用するのである。楽な授業は、皆が選択する。事前情報を得ているリア充共の話を盗み聞きし、それを利用するのは手だ。だが、盗み聞きする対象を失敗するとまずいことになるので注意だ。警戒は怠らないように。
 要するにだ、信頼に足る情報などほぼ存在しない。複数の筋から情報を仕入れ、これは安全だと思う授業を選択せよ、という何とも内容の無いアドバイスになってしまった。申し訳ない。
 いつの間にやらぼっちの君へのアドバイスの文章になってしまっていた。大学生活について綴るはずが……これはおかしい。自らの思考の飛躍具合に戦慄する次第である。だが、あえて言おう。ぼっちの君、頑張ろう!輝かしい未来など待ちうけていやしないが、ぼっちでもそれなりに毎日は楽しく過ごせるぞ!

 さて、本題に戻ろう。
 2限の授業が終わると、昼食の時間である。食堂に急いで行かねば、無駄に並ぶことになる。私は並ぶのが大嫌いである。もし、食堂の前に長蛇の列ができていた場合は、一旦諦めて人の少ないところ(例えば図書館とか)に行って十分ほど待つ。そうすると、行列は大方消え失せ、並ぶことなく食堂に入ることができるのだ。人と話すことなく食事をすると、意外と時間がかからない。そのため授業に遅刻するような事態に陥ることがないのだ。