初恋サンセット
「ノスタルジア」
失ったものは戻らない
たとえそれを受け入れられなくても
ここで待っていれば 君が戻ってくるような
そんな気がしていたけど
今日も世界は何事もなかったかのように流れる
夢を見た 楽しかった頃の
君が元気だったころの
すべてが当たり前だった
夢から覚めて
あれ、どうしてだろう？
涙が零れる
もう一人でも大丈夫だったはずなのに
手に入れなければ
失うこともないだろう
そうやって誰とも繋がることをやめて
閉じこもっていった
予測の出来ない出来事で僕は大切なものを失った
夢を見た 君と出会う前の夢を
まだ大切なものを
知る前の一人ぼっちの頃の夢を
｢出逢わなきゃよかった｣
そう言ったら
君は｢そんなこと言わないで｣って
怒るんだろな
桜が咲いて君と出逢えた季節がまた巡って
もう一度君に会えるそんな気がした夜に
夢を見た 楽しかった頃の
君が元気だったころの
すべてがなつかしい
明日も君に逢えたらいいな夢の中でもいいから
少しでも触れていたいそう思った
無理やり忘れようとしていたけど
忘れられないから
ずっと抱いていくよ