初恋サンセット
「空想宇宙旅行」
両手を広げて 重力にもたれて 君と僕は今宇宙にいる
触れ合うことも 声をかけることもしないでただ浮かんでいる
音のしない広い宇宙の中 何も考えず 目を閉じたら
広大な宇宙の狭間に 吸い込まれるよような空想の中
触れたい...
君の宇宙に あの星星に
手を伸ばしてみるけれど
届くはずもなく 手は空気だけを掴んで
僕を現実に静かに戻すよ...
目を見開いて見渡してみても 広がるのは広大な宇宙
あの大きな銀河に君と 二人で埋もれてみたい
君の心の小宇宙に迷い込んだ
ような感覚に包まれた僕
君と...
二人見上げた プラネタリウム
ただの映像だとしても
確かに有った 僕の目の前には
幾つもの光る星たちが
君の小宇宙...
いつまでも触れられないもの
君の小宇宙... 迷い込んだ
いつか触れられるのかな...
プラネタリウムが終わっても僕の 宇宙旅行は終わらない
目を閉じるだけ それだけで広大な宇宙が広がっていく
見えない星を 見えない君の宇宙を
旅する 宇宙旅行...