初恋サンセット
「春の海」
とても長い連休を 君と二人 過ごす
特別なことは 何一つなくても
特別じゃないことも いつかは特別と
呼べたなら それはきっと幸せだよ
春の気候の海に 飛び込んでみる
淀みのない 澄んだ空に
花を咲かせる
夢幻の想像力
誰もいない 海沿いを 二人で歩いていく
特に行くあてもなく とぼとぼと
太陽が白い肌の君を 睨みつける
それを庇うように 吹く波風
海にすむ妖精は もう僕には見えない
純粋な心など ここにはない
春の気候の海に 飛び込んだら
曇りのない 青い未来が
揺れて光るよ
君の髪のように
何気ない それでいい 無理に着飾らなくても
七色に 混ざり合うグラデーション