初恋サンセット
「透き通る風」
君と話してわかった 僕の本当の気持ち
アオイ炭酸水が 弾けるような心中
息つぎも出来ない ほどの深い心の海
溺れそうな気持と 浮かび上がる僕がいる
良いか悪いかの中で 形ばかりを気にして
伝えるか消えるかの 選択肢を掲げている
透き通った夏の風 吹き抜ける袖の中
迷い 焦がれた 君への気持ちは
僕の心の水を吸い込んで どんどん大きくなる
いつも見ているだけの 進展のない日々と
後ろばかり見つめている頼りない僕は
似ているのだろうか? 足踏みばかりしていて
何も失わないし 手に入りやしない
もがき苦しんだ夜が 明ける瞬間に
弾ける気持ち 両手にぶら下げて君を目指す
透き通った夏の風 涼しげな襟ぬけて
迷い膨らむ 君への気持ちは
話し言葉を交わすたびギュッと 僕を締め付けていく
透き通った夏の風 明けていく陽をぬけて
朱く染まった 朝空の色は
誰かを想う気持ちの色と 似ていると君は言う