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キツネ目をつかまえろ

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「そうです。しかし、ユッキーさんにお姉さんが居たなんて、知りませんでした。
よろしくお願いします」
「ちょっと待って、姉さんもサイトの会員だったの?」
「そうよ。幸洋も?あっ!でも、コクトーさん?ここにいるのがコクトーさんなの?!」
幸洋の姉は血相を変えた。
「そうです。あなたは?」
「ポニーです」
今度は早川が驚く番だった。
「ポニーさん?!」
「会わないつもりだったのに。どうしよう」
智織は今にも泣きだしそうだ。
「と、いうことは、姉さんもコクトーさんのマイフレンド?驚いたなぁ」
「今はマイフレンドじゃないんです」
早川は暗澹たる顔つきをしている。
「無断でマイフレ解除して、ごめんなさいね。あの……」
「早川です。ええと、智織さんですね。会えて感動してます。よろしくお願いします」
「ところで、今何時なの?」
幸洋が姉に向かって訊いた。
「今は夜中の二時過ぎよ」