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キツネ目をつかまえろ

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「ごゆっくりどうぞ。多少はサービスしたいところなんですが、全部コンピューターに管理されているので、そうも行きません。その代わり余計に料金を請求することもできませんから、安心して歌ってください」
二人で各々三曲づつ録音した。早川は「夏のクラクション」「I LOVE YOU」「TUNAMI」を歌った。
 結城はマイクを持つと立ち上がり、英語で「Misty」「One Note Samba」「Over joyd」を歌った。
 早川はそれらを聴いて感動し、暫くの間拍手を止められなかった。
「結城さんは随分歌が上手ですね。リズム感は抜群だし、発音が本格的で素晴らしいと思いました。感心しました」
 結城は嬉しそうな表情だった。早川も満足だった。そして、握手を求めた。