世界の彼方のIF
from『The Galaxy Express 999』
〜終着駅〜
遠ざかる日々の行方は
いつも貴女に辿り着く
思えば
二人で過ごした星の時間は
束の間だったのだろうか
永い間だったのだろうか
向かいの席の星の使者は
幻だったのだろうか
現だったのだろうか
この地を最後にするはずだった
きっと貴女は笑顔でうなずくのに
僕はまだ
あの後ろ姿を見送れずにいる
***
〜始発駅〜
今はただ若すぎるから
少年時代を終えた日に
僕は貴女を迎えにゆこう
もう一度あの列車に乗り込んで
深い宇宙のどこかを旅してる
遠い貴女を探しにゆく
伝えたい言葉があるんだ