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カナダの自然に魅せられて~リスを探して10日間(2)

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楽しい会食の時間は終わった。
初めて出会った方たちとの会話も何とか成立して、楽しく過ごせたのは美月のおかげだなあ。
彼女が英訳して船長さんたちに話してくれ、和訳して私たちに伝え、間を取り持ってくれたからこそだ!!
もちろん、通訳さんのようにこと細かくすべては訳してくれず、要約して伝えたよって感じだったけど、それでもすごく助かったよ。ありがとう美月。

その簡略化された和訳の中でも、私が興味を持ったのは、学校の語学教育のことだった。
カナダのようにフランス語を公用語とする州と、英語を公用語とする州をもつ国では、子どもたちの学校で、どのようにフランス語や英語を学んでいるのかとても知りたかった。
何歳頃から日常語と違う言語を教えていくと、こんがらがらずに、両方とも習得できるのか前から興味を持っていた。

クロエママに美月から聞いてもらった。
「ケベックでは何年生から英語を習ってるの?」
「普通は4年生から。」
でも、初めから英語で習いたい人は英語で授業する学校へ。フランス語で習いたい人はフランス語で授業する学校へ行くらしい。
特定の職業に付きたい人は両方読み書きがきっちり出来ないといけないそうだ。これは厳しい。
クロエママは両方を上手に操れるから、学生時代から随分頑張ったんだろうな。

日本の場合はどうなんだろう。英語導入は今年度5年生から必修になった。けれど、英語が専門の先生が付く訳でもなく、ホントにうまく行くのだろうか…。
それに、英語と日本語では全く文法も発音も違うしなあ…。

カナダの子どもたちはすごいなぁ。