趣味人の恋 4 (12~14章)
『アナタ、おはよう♪(#^.^#)チュツ♪』
まるで小鳥がさえずり、じゃれあうような朝の始まりだった♪
そして香りは、夜も僕が寝る前に部屋にメールを遺すことを
ねだった。
その程度の事は僕にとって【心地いい束縛】だったが^^;・・
たま~~に早く寝てしまい、メールを忘れると・・・・
翌朝が大変だった(+_+)・・・・
『昨日の夜はメールがありませんでした(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
夜勤の仕事で帰って来た時、アナタの優しい言葉に触れる
と、どんなに私が癒されるか・・・(T_T)・・・・』
まぁ、【顔文字】があるうちは本気で怒っていないと
思っていたけど^^;・・・
こんなやり取りをしていて、
まるで香りと【遠距離の新婚生活】をおくっているような
錯覚に陥っていた頃が懐かしい・・
こんな時『未練』を感じるのは男であって、
女は『泣くだけ泣いた後』は、意外にさっぱりとして、
忘れるものだと、どこかで聞いたことがある。
そうなのかも知れない・・・
でも香りは?・・・
心の底で、香りへの想いと綱引きをしながら
僕はいまだに迷っていた・・・
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【愛のままで・・・】
作:花岡優平
唄:秋元順子
小鳥たちは 何を騒ぐの
甘い果実が 欲しいのですか?
誰かと比べる幸せなんて 要らない・・
あなたの視線が 愛しくあれば・・
あぁ、この世に生まれ 巡り合う奇跡
全ての偶然が あなたへと続く・・
そう、生きてる限り ときめきを投げかけて
愛が愛のままで 終わるように・・
過ぎた日々を 飾ることより
あなたと生きる これからの時間(きせつ)
後から感じる 幸せよりも 今は
糸ひくような 口づけしましょう
あぁ、生きてる意味を 求めたりしない・・
ただ、あなたの愛に 包まれながら・・
そう、キャンドルの灯(ひ)が いつか消える時まで
愛が愛のままで 続くように・・
あぁ、この世に生まれ 巡り合う奇跡
全ての偶然が あなたへと続く・・
そう、生きてる限り ときめきを投げかけて
愛が愛のままで 終わるように・・
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章タイトル: 第14章 繋がったメール
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僕は折れることにした^^;・・
3日経っても香りの方からメールは無かった・・(>_<)・・
【男の意地】と【香りへの想い】を秤にかけると、
断然香りへの思慕の方が重かった^^;・・
その日は水曜日、香りはパソコンを開いているはずだ・・
『香り、どないしてる?僕や・・・
あの時は一寸感情的になってしもたんや・・
もう一度、やり直せへんかな僕ら・・
一度は香りの手を離してしまった僕やけど、
もう一度、やり直せへんかな、僕ら・・・・』
僕は香りにそう云った。
香りから、すぐに返事は無かった・・・
(・・・(ーー゛)・・居ないのかな?・・・・・・・それとも(・_・;)・・)
待っている時間は色んな事を考える・・・・
それも悪い事ばかり(ToT)/~~~・・・・
僕はもう一度メールした。
『香り、留守なの?
何でも良いから返信して!
待ってるから!な?香り!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局その日、香りからの返信は
無かった・・・(ToT)/~~~
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翌朝、香りからのメールが届いていた。
かなり早朝のメールだった。
『嬉しい!嬉しい・・この数日、泣いてばかりいました・・
失ったものの大きさを、今更ながら感じていました。
私がいけなかったかったのです。
アナタを愛するあまり、束縛してしまって・・・・・
私は馬鹿な女です。
こんな馬鹿な女でも、もう一度やり直そうと
云って下さるのですか?嬉しい・・・
【一度は君の手を離した僕】だなんておっしゃらないで!
私を以前の様に、アナタの言葉で優しく抱いて下さい♪
(^_-)-☆チュツ♪』
『香り、逢いたかったよ!(ToT)/~~~すごく逢いたかった♪
チュツ♪(^_-)-☆さあ、おいで、僕の腕の中へ♪チュツ♪』
『ああ~、やっぱりアナタの腕の中が一番暖かくて
気持ちがいい♪(#^.^#)もっときつく抱いて下さい♪(^_-)-☆』
・・・・・^^;・・とまぁ、こんな風に僕らは元の鞘に?収まった
(*^_^*)
お騒がせ、致しましたm(__)m
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僕は香りに教えて貰い、新たに『〇〇hoo』のメールアドレスを取得し、そのアドレスで【趣味人倶楽部】に復帰した^^;・・
ここでは香り以外とはアクセスしないつもりだ。
別に香りがそう望んだ訳ではないが・・・・
『無言の圧力?^^;』を感じたし^^;・・
そして以前のように『遠距離新婚生活』が再開した♪(*^_^*)
大阪と京都なのに・・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
HNはお互い新たに『はじめ』と『藤香』に改めたが、互いの呼び名は変えなかった。
『おはよう香り(^_-)-☆チュツ♪』
『おはよう、アナタ♪チュツ♪(#^.^#)良い天気ね♪』
『今朝も随分早くからメールくれたんやな(^^♪朝ごはん食べた?』
『香りはもうシャワーも浴びて、朝ご飯も頂きました。
そう云えば、最近アナタは、香りの朝ごはん、作ってくれませんね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!』
『^^;・・ああ、朝ごはんね^^;・・ゴメンゴメン、じゃぁ明日の朝、作っておくよ(^_-)-☆何が良い?』
『パンケーキ♪(*^_^*)マーガリンとシロップをたっぷりかけて♪(^_-)-☆』
『2枚な(-_-)/・・・・・』
『いや、4枚~~!(ToT)/~~~』
『香り、食べ過ぎ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!』
とまぁ、そんなシロップのような甘~~~I♪
朝だった♪(^.^)/~~~
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作品名:趣味人の恋 4 (12~14章) 作家名:ef (エフ)