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趣味人の恋 1 (1~4章)

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-----------------------(p.15)-----------------------

僕はそれまでに一度、頻繁に伝言のやり取りをしていた人が退会して、其れまで自分の伝言板や日記のコメントが、退会と同時に消え去ったことを経験していた・・
ショックだった・・

その人物の言葉も、僕自身がその人にかけた言葉も一瞬にして消えた・・・

それはあたかも、元々存在していなかったことのように、きれいさっぱり消える・・

その人は1週間余りでHNを変えて復活したが、キリさんは・・

翌日、モカ2さんとラベンダーの香りさんに、キリさんのことで伝言のやり取りをした。

「ひょっとしたら、僕が【キリさんの自称・広報担当】やなんて、
はしゃいだから、キリさん、重荷になったんかも知れんなぁ・・」

モカ2さん「そんなことはないでしょう!でも、惜しいねぇ~~、あんな味のある日記、なかなか他には無かったしね・・
ま、また面白い日記見つけたら知らせてね」

ラベンダーの香りさん「決してえい吉さんのせいではないですよ。何か事情が御有りだったのでしょう。
また何時か戻ってこられますよ(^_-)-☆」

僕の毎朝の日課だった【キリさん詣出】は終わった・・

まだこのようなSNSの世界に慣れていない2月の中頃のことであった。

【キリさん詣出】の無くなった分?【喫茶・ラベンダーの香りさん】には足繁く通った。

その頃から僕は彼女のことを
『香りさん』と呼ぶようになった♪(#^.^#)

喫茶店に通うガラの悪い関西弁の常連客とママの【設定】はそのままだったが、時々『香りさん』と、設定を越えて話しかけた♪(*^^)v

少し、『意識』し始めていたのかも知れない♪

     (^_-)-☆


-----------------------(p.16)-----------------------