更新日時:2011-08-15 12:12:15
投稿日時:2011-08-15 12:12:15
「不思議な夏」 最終章
著者の作品紹介
雨が降ってきた。待ち合わせの18時を一時間過ぎても彼女は現れなかった。やはり、急に怖気づいたのであろうか・・・
帰ろうとしたとき、ドボン!という何かが堀に落ちた音が聞こえた。助けた女性は綺麗な着物を着ていた。ずぶぬれになって、意識のなくなっているその様子に戸惑いながら、人気のない場所から連れ出して救急車を呼ぼうと懸命に抱きかかえて歩いていた。
この出会いが自分の運命を変えてゆく。不思議な体験をした夏が始まろうとしていた。
帰ろうとしたとき、ドボン!という何かが堀に落ちた音が聞こえた。助けた女性は綺麗な着物を着ていた。ずぶぬれになって、意識のなくなっているその様子に戸惑いながら、人気のない場所から連れ出して救急車を呼ぼうと懸命に抱きかかえて歩いていた。
この出会いが自分の運命を変えてゆく。不思議な体験をした夏が始まろうとしていた。