小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

待たせてゴメンね♪

INDEX|17ページ/37ページ|

次のページ前のページ
 

 僕は京子の手を引いて風呂場の外まで連れて行き、ゆっくりと服を脱がせてあげた。京子は恥ずかしそうにされるままになっている。京子の服を全部脱がせて、最後のパンティーとブラになった時、今度は僕が自分の服を脱いだ。
 京子は、僕が脱ぐのを見るのも恥ずかしそうに、自分の身体を両手でクロスして被い、下を向いていた。
 僕がパンツを脱ぐと、ジュニアがにょきっと顔を出し、嬉しそうに頭を振った。
 僕はすぐにでも京子の手で握って欲しかったけど、少し我慢して取り合えず京子のパンツとブラジャーを外してあげた。すると京子は、恥ずかしそうにその乳房と秘密の場所を手で隠すようにし、そして僕のジュニアを意識して見ないようにして、風呂場に入った。僕も続いて風呂場に入ると浴槽にお湯を出した。
 お湯が溜まるまでの間シャワーを使って二人で洗い合った。僕が京子にシャワーでお湯を掛けると、京子はじっとして気持ち良さそうにしている。そんな京子の後ろから手を回して乳房を掴むと、その柔らかさを楽しんだ。そして、シャワーの中で京子を抱き締めうなじにキスした。そうしてると、湯気の白さが僕の感覚を狂わせるような気がした。
 京子の肌は白く滑らかで、僕の欲情はますます昂ぶっていき、ジュニアは最高潮の硬さでその時を待っている。
 僕は京子の肩を掴んでこちらを向かせると、そのまま下に屈むように押さえて、京子の顔を僕の中心部に向けて跪かせた。
 京子は少し不安げな顔で、僕に何かを訴えるような目で見上げた。
 しかし僕が少し無理やりに、京子の口にジュニアを押し込もうとすると、イヤイヤしながらも京子はそっと口を付け、そして勇気を出してチュッとキスしてくれた。 
 その途端、僕は背筋に電流が流れるような快感を感じた。
 僕たちは初めての体験から、その後も何度か僕の部屋でセックスをする機会を持ったけど、いつ誰が帰って来るか分らない中での、落ち着かない忙しいセックスだった。
だから口で……、なんてことも今日が始めてだった。
 悪友たちから色んな情報を仕入れてはいても、実際に体験することはなかなかないので、京子とのセックスでの体験がいつも初になるのだった。
 今日は久々でもあり、またこういう場所も初めて、そして口で――これも初めて。僕は興奮していた。どう言っていいか分からないくらいに。 その後、僕たちは浴槽の中でジャグジーバスというのを体験した。入浴剤を入れてスイッチを入れると、浴室の照明がいきなり消えて、逆に浴槽内がグリーンになった。そして浴槽の床面や側面から泡が……ぶくぶく、ぶくぶく。
 不思議な世界に迷い込んだような錯覚を覚えた。
 僕たちはお互いに泡を塗り捲って遊んだ。京子のおっぱいの先端に泡を載せてふわぁ〜っと撫でると、泡の上から触られるのが気もち良いのか、京子はうっとりとしていた。風呂場で遊ぶことで僕たちは、初めてのホテルにいるということの緊張感から少しずつ開放されていった。
 しばらく風呂場で戯れた後、風呂場を出るとそのままベッドに行き、僕たちは並んで横になった。そして僕のキスから始まり、京子の秘密の花園へのアクセス、次第に興奮する京子の声を聞きながら、僕のジュニアはすでに目いっぱいに膨張している。京子も僕にしがみついてくる。愛おしい――。
 京子のよがり声も、そして半分苦しそうに見えるあの時の顔も、僕には愛おしいものだった。
 花園が潤いを滴らせるくらいに、僕が口を付けて舌でいたぶると、京子は待ちきれない様子で、僕のジュニアを握った。そしてそれを自分の欲しい場所へと導く。その動作はすでに京子が女になっていることの証なのかも……。
 僕は京子の望みを叶えるべく、自分のいきり立ったものをゆっくりと花園の入口から奥へ向かって侵攻して行った。
 京子が「あぁ〜」と短く呻いた。
 いつもと同じように暖かいものが僕を包み、幸せの潮が満ちて行くのを感じ、少しずつ激しくなる動きにつれて、京子の喘ぎ声も激しさを増していく。まして、自宅では声を押さえなくてはならないけど、ここでなら平気だ。だからなのか、京子の声はいつもより数段大きく、そして厭らしく聞こえた。
「ああぁぁ……あっあぁ〜〜ぁ あっあ〜〜」
 切なげに続く京子の声。
 僕たちは僅かな時間で一度目の頂点を極め、二人でぐったりと疲れた身体を抱き合ってしばし眠った。
 軽い眠りから目覚めると、僕たちはもう一度キスから始めて一連の流れを繰り返し、京子も僕も十分に満足した。見つめ合うお互いの瞳がそれを物語っていた。
 その後僕たちは、誰にも邪魔されない安心感というものを実感して、ホテルを後にした。
 さぁ〜これからは本当に会えなくなるかも……受験が近い。
 僕たちは手を繋いで駅まで歩き、電車に乗って自宅へと帰った。
作品名:待たせてゴメンね♪ 作家名:ゆうか♪