つぶやき詩集 (1)
カミサマ
カミサマ、その存在を感じたことがない
カミサマ、何処に居るのか探したこともない
カミサマ、いつ何処で会えるのか考えたこともない
人、一人に、一つは持っているのだろうか?
いつ、どんな時に、どこで感じるのだろか
神社、お宮さん、教会そこで手を合わせてみたけれど
何も感じたことはない
でも、こうして時折考えることがある
自分が祈るカミサマって、自分の中にいるような気がする
それは、今までの重ねてきた失敗、挫折、負い目に対して
懺悔の気持ちを抱く時に現れてくるように感じる
それをカミサマと呼んでみたくなる
決して神、神様じゃないカミサマなんだと・・・
自分の中にあるカミサマに心の中で手を合わせている気がする
ああ、カミよカミサマよ
戒めになる言葉を教えてくれよ
なー!なー!カミサマどうか祈りの言葉を聞かせてくれよ
おー!カミよ、何故に問い掛けても応えてくれない?
お経、祝詞、お題目何を唱えればいいのか?
カミよ、ゴッドよ
そろそろ、眠くなりました
また、明日お願いしまーす、カミサマ
おやすみなさい
カ・ミ・サ・マ
作品名:つぶやき詩集 (1) 作家名:Riki 相馬