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桜で癒しんす♪

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 私たちが連れ立って歩くと、その姿が絵になっている。そんな自分達の姿を想像して、少し優越感に浸ったりもした。
 主人は当時でも、身長があって、筋肉質、顔もなかなかハンサムで、道を歩くとよく女性が振り向いた。
 しかし私も負けてはいない。身長も低からず高からず、出るべきところはきっちりと出ているし、引っ込むべき所は引っ込んでいる。
 顔だって自分で言うのもおこがましいが、可愛い! にゃは(笑)
 そんなふたりが歩くのだから、絵にならない訳が無い! あははっ!

 あの日を思い浮かべると さっきまでカッカしていた私も少し穏やかな気持ちになっていった。
 主人はあの頃と比べると、白髪も増え、下っ腹も多少出っ張って来て、当時ほどの男前ではなくなったが、それでも私を大事にしてくれている。
 私は? 私はどうだろう?
 主人を大切にしてるだろうか? いや 勿論だ! そういう事にしておこう! と勝手に納得した。
作品名:桜で癒しんす♪ 作家名:ゆうか♪