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サア
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すぐりの木 1
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「謝るべきことを、君は何一つしていないのに?」
僕は優しいすぐりの葉にキスをした。
「また、ここに来てもいいかい?すぐり。」僕は確信を持って聞いた。
しばらく沈黙が続いた後に、すぐりはああ、とだけ言った。
僕らは仲直りをしたんだ。すぐりは変な意見を捨て、僕が言った意地悪い台詞も帳消しになった。
そのはずだったんだ。
作品名:
すぐりの木 1
作家名:
サア