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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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頑張らない介護

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と、その時・・・

廊下でゴソゴソ音がした。




ドアを開けると親父がトイレの前に立っていた。



親父
『あっ・・・・トイレ行こうかと。』



『だから、行かなくても大丈夫だよ。
オムツしてるだろ?
そのまましちゃっていいんだよ。
あとで取り替えてあげるから。』

親父
『あっ、そうか。そうだったな。わかったわかった。』

と、和室にもどって行った。


下を見ると、濡れていた。


俺は、
『あっ、ちょっとすいません。』
と言って、和室に行った。



はずしたオムツが、畳の上に転がっていた。

畳は汚れ、親父の下半身は濡れていた。




『ちょっと待ってろ、着替えなきゃだ。
おい、美由紀〜、シャワ〜のスイッチ入れて〜。』

廊下を拭いていた妻は、すぐさま風呂場へ行った。



役場の担当者は、呆然と立ち尽くしていた。



『バタバタしちゃって、すいません。
とにかく、今は、こういう状態なんです。』

担当者
『はい、わかりました。』



  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして、2週間後、

    再認定がおりた。

          介護度3・・・・!!!


    (要支援から一気に介護度3!!)









作品名:頑張らない介護 作家名:★風神雷神☆彡