震災ボランテァに参加して(牡島半島)
遅い夕食
私は500円のカレーライスを食べた。
とても美味しかったです。
もうここまで戻ってくるとトイレは仮設トイレではない。
いつものトイレに入れるというのはやはり「ホット」する。
仮説トイレしか入れなかっただけに通常のトイレに入れる日常がとても感謝出来る。
今生活している当たり前がとても幸せなんだ。
と感じてしまいました。
帰りが遅くなるのでここでも夕食時間は短くでした。
家族と仕事先に「ずっただんご」をおみやげに買いました。
観光ではないから買わなくていいのだけど出てきたことで迷惑をかけてしまっているのでせめてものお詫びの気持ちとしました。
22時30に朝の集合場所に着きました。
長い。ながい一日の終わりです。
家に帰ったらとりあえず風呂だけは入りましたが髪を洗うだけの体力は残っていなかった。
風呂にだけ入ってとりあえず転がるようにベットに入ったらただただ眠った。
風呂にもまともに入れず、仮設トイレに入り、水道はなく。汲んでくる水を飲み洗濯も思うようにできない人々を見て同情をするなら少しでも、できる範囲のボウランテアをしたい。
最後にがれきではなく大切な財産の一部である。
被災者でなく。
災害者でなく。
これから生きようとしている方の
いっときの少しのお手づたいであります。
作品名:震災ボランテァに参加して(牡島半島) 作家名:立夏ましろ