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立夏ましろ
立夏ましろ
novelistID. 29230
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震災ボランテァに参加して(牡島半島)

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バスの中で隣に座った中年女性は会社の有給をとり参加しましたと言っていた。

会社に行ってきましたと写真を撮らなくてはならないのよ。本当にこんな所をうつしてしまってゴメンナンサイ。
といいつつバスの窓から廃材しかない景色をデジカメにおさめていた。

そしてまたひとこと
小さな声で誰に言うでもなく「ごめんなさい」とつぶやいていた。
この光景を写真に残すのや写真を写すのも申し訳ない気分です。
ごめんんなさいといいつつ写す彼女の気持ちはようく理解できる。

ひとの苦しみを映像で残したくないという気持ちでいぱいでした(そういいいつつ、その気持ちを持ちながら写真を撮ってしまった)