小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
★風神雷神☆彡
★風神雷神☆彡
novelistID. 29402
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ハアちゃんはご近所の星☆

INDEX|6ページ/46ページ|

次のページ前のページ
 


ふと、振り向くと
サークルからじっと見つめる視線が痛かった。

『もどろうか?』

と妻は言った。


その途端、俺の足はサークルに向かって小走りになっていた。

そして、そいつを抱き上げ、

『俺んちくるか?親父と一緒に散歩してくれるか?』

と俺が言うと、

そいつは目を細め耳を垂れて、
ひたすら俺の顔をペロペロなめた。

そして、尻尾をクルンクルン回していた。



『あはっ、やっぱりそういう展開になったか。
ちょっと待って、こいつのご飯も買っていかないと。』

と、妻は言って店に入って行った。




それがハアと俺達の初めての出会いだった。