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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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『これかわいい!』

と、妻が言った。



黄色の金魚草だった。



売り場のおやじは、

『もう、そこにある4つで終わりだ。
3つ買ってくれたらサービスで1つやるよ。』

と言った。俺は、

『それじゃあ、それください。』

と言い、おやじは袋に入れはじめた。


その売り場の隅に、大きな花をいくつかつけたハナミズキを
俺はみつけた。

『これ、ハナミズキ?・・・でも、ちょっと花がでかいな。』

と俺が言うと、売り場のおやじは

『それ、ハナミズキだよ。メキシコ産のヤマボウシという
輸入物なんだよ。少し花が大きいのが特徴なんだよ。
ヤマボウシってのはハナミズキのことをいうんだ。
買っていくかい?悪いけどそれはまけられないけどな。』


『じゃあ、それもください。』


迷わず俺は言ってしまった。



店のおやじは、

『おおっと、気持ちいいねえ。よっしゃ!
それじゃあ、この金魚草は2株分のお代でいいよ。
特別サービスだ。』

2株分の値段で4株なら半額だ。



ちょっとラッキーな気分だった。