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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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ある朝、完璧なメロディに思わず俺は窓を開け、
彼に拍手を贈った。


『上手い、上手い。上手いじゃん!いい感じだぜ?』
と俺が言うと

彼はテレながら、

『えへっ、今日、笛のテストがあるんだ。』

と、答えた。


『そっかあ。それで、毎日練習してたんだね。完璧だよ。
あとは落ち着いて、目の前でうちのハアちゃんとプウちゃんが聴いている姿を思い浮かべながら吹けば、バッチシだよ。』

と俺は言った。

翌朝、ハアとプウが嬉しそうにヒュンヒュンと
鼻を鳴らしているのが聞こえる。

窓からのぞくと、少年がハアとプウを撫で、
ハアとプウは彼の顔をひたすらなめていた。


『笛のテストは上手くいったか?』

と俺が聞くと

『うん、まあね。バッチシ!』

と言って、少年は手でOKサインをしてくれた。



俺はちょっと嬉しかった。