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★風神雷神☆彡
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novelistID. 29402
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ハアちゃんはご近所の星☆

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【ソプラノリコーダーとハアとプウ】


ある晴れた日曜日の朝、
近くのコンビニの駐車場で、真っ白なワイシャツの少年が
自転車にまたがり携帯メールを打っていた。

彼は、近所に住む少年で、
小学校の頃、毎日我が家の横を通って通学していた。



『いいなあ〜、彼女とメールしちゃって。
おじさんも彼女欲しいなあ〜。』

と、声をかけると


『えっ!?・・・あっ!・・・おはようございます!
ちっ、違うって!友達にメールしてたんだってば・・・。

っていうか、

おじさん、彼女作っちゃだめでしょって。』


う〜ん・・・・

彼も大人な会話に、
タイミングよく突っ込み入れられる歳になったかあ
と思いつつ・・・・



思えば数年前、
ランドセルを背負った少年が毎朝俺んちの横で、
ソプラノリコーダーを吹いていくのが日課だった。

少年の目の前で、ハアとプウの親子が並んで座り、
目を細め耳をたれて首をかしげ、
まるでビクターの犬のように聴いていた。

時おり、微妙にはずす音がなんとも新鮮だった。

彼は日に日に上達していった。