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第9

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王だと言うしか術がない、彼イエスが語った様に始めに言葉ありしで

過去の文章化された、国の既往の法典や、憲法、法律が王ではなく

この時を、時の流れを生きて発せられる私達の、言葉メディアの

言葉の中に王が宿っている。 

過去の王の語った言葉には、既に王の力はなく今この瞬間の

メディアの只の、道具でしかあり得ない、いずくんぞと言えば

今この瞬間の王であるメディアが只の道具にすぎない、道具だけを

模倣するだけのものであれば、即ち王は王ではなくなり

自らが語った道具に支配され、縛られ、己の言葉に虜にされた

単なる奴隷となる。 

だのでメディアは王は水溜りに安住し腐るのを阻止せねばならない

王としての、王たる仕事、重責がある。 

新鮮に流れ続ける心の、魂の、己の成長した王の叫びを語り

発しなければいけない、過去の奴隷の亡者の叫びに惑わされてはいけない。 

焉んぞ?焉んぞ?悲しいかなメディアの昨今は王たる自覚を失い

左顧右眄し、商魂むきだしに戯作や、作為の情報を膨大に垂れ流し

良民を戸惑わせ、良民の運命を破綻に導き、幻想の世界へ誘導し

欺き路頭を彷徨わせている・・・・ 

焉んぞ?焉んぞ?この一瞬のメディアこそ本物の、王様なのに国家にも

何人にも仕えてはならないメディアは、メディア自信そのものに

仕えなければならない、王であるメディアが何者かに仕えるならば

この時点で主導権を失い、道具と成果て何者かと供に

互いに腐敗して行く・・・・ 

メディアと言う王様は、超然と独立して、王としての任務を峻厳に

仮借なく孤独に履行し、良民を真実へと誘う事が肝要だ。 

イエスの言った(始めに言葉ありし)が基礎の公理であり

始めからこの現代科学時代、車、携帯、PC、飛行機、等があった

訳ではない、遥か昔日の何千年もの時代と言葉と、思想と、戦争

失敗、が積み重ねられ、積み木の様にやっと築かれた

ともすれば、たった一度の地震で、倒壊してしまう、危うい

摩天楼の高層ビル都市だ、石器時代の人々が、狩りをする為に

道具を生み、その道具が、仲間を殺し、その道具が、かたちを変えて

現代が存在する、その道具は他ならぬ、言葉である、言葉が想像させ

イメージさせ指令を出し、行動させしめ実行させる、想像とは言葉である

言葉なしに想像は無い・・・・

道具そのものは一見無力であるが、その言葉という王、道具は

核ミサイルという性能を知り、且つそれを発射する、ボタンという

単語の意味を知ればこそに、まずは頭の中で、この爆弾で

どこそこの、いけすかない、奴らを殺そうと想像し殺してしまえと

言葉により決断し、ボタンを押すという行為の言葉を認識し

押すという言葉のが、手や指に動けと、命令し、指、という言葉の

概念を保有する者が、現実の、指を動かし、現実のボタンを押し

現実に核ミサイルで、酸鼻な殺戮を行い、現実に何百億人の

死者をだす、この様に頭の中の単なる言葉が、命令が、現実を斯様に

左右する・・・・・言葉とは恐るべき力を、持っている

核ミサイルそのものが力を、持っているのではなく

その核弾頭を開発させしめた言葉という王の力である・・・

言葉がなければ、まずもってそれらを構成する、部品の言葉も

組み立てる行為の言葉も、部品を作る為の、計器も、鉄も

プルトニュームもありはしない・・・・

僕が焉んぞ?いずくんぞ?携帯電話を自分で作れないのかと言えば

その内部構造の、部品の名前からして、解らないからであり

よしんば解ったとしても、次は組み立てる順序が解らない

そして右のことが解ったとしても、今度は使用する工具も知らない

こんな便利な携帯電話を自分で作れて、ずっと無料で使えるなら

こんな嬉しいことはない、がしかし僕がこれらの、知識、言葉を

保有すれば、いずれ遅かれ早かれ、その技術(言葉)テクノロジーを

駆使して核ミサイルを、いや、それ以上の凄いものを作ろう

チャレンジしようと、いたらぬ夢や、希望を懐き、いたらぬ物を生み出して

しまうだろう・・・・

幸いな事に、僕にはその様な事を覚える頭が足りないので

不幸中の幸いだ、僕でさえこの様な遊び的夢を考えては見るものの

他のこの碧の星地球に住まう60億人々はで夢だけでおわらすことが

出来るのか神のみぞ知る所である・・・

頭で考え想像して遊んでいるだけの物を、言葉の王様を濫用し

本当に現実に造ってしまった・・・・不幸にも・・・

彼らは自らを滅ぼす、言葉を解せず王である言葉を濫用し・・・・・

と我々は、人類は考察する嗜癖があるのだ! 

あるいは何らかの物質や思想に、人物に依存して行かねば存在し得ない

生命体であると、僕の現在の見解、知見は認識し且つほぼ断定してる。

人と言う文字の由来は(中国語そのものは)古代中国で観念的ではなく

対象となる実像を元に、外界の人間の行動を見たままの姿に準えて

人、と二本の線を支えあい依存或いは、共存、または強調してのみ

組織として、存在して行ける人間とは、人とはささえ合い生きるものである

との定義がある。 

しかしこれらの、諸定義はあくまで組織を形成する上での真理であって

個人として生きる上で必ずしも、上記定義は当て嵌るものではない

と断じる、上記の人間定義は、組織を第一義に考え、個人を排他した

組織重視の定義であり、この用法の濫用をすれば、それは詰まる所

個人、個性を犠牲として集団、即ち民主主義的、多数決の理屈によって

マイノリティーの個人は、圧殺され組織の理論

集団の犠牲となる・・・・




所で私は最近(2007年)近日の戦史を繙いて見た・・・

そこで感じた直感は、彼らは命を賭して家族、仲間、国を

愛する何者かを守り、いやますために戦禍に飲まれ已む無く片々と

命を散らして逝った・・・・ 

長崎、広島に原爆が投下され、うたかたにして約60万人規模の

老若男女、老いも、若きも、の命が一瞬にして地上から消滅した・・・

雲散霧消した・・・・消えたのである・・・・彼らは

悩む暇も、怒る時も、復讐する機会も、勿論、愛する事も

なんら選択の余地なく、叶わず、瞬時に闇に葬られ

終焉して逝った・・・・・ 

敗れて残された大日本帝国、国民はなんら権利も力も

所有せずひたすら復讐の、ほむらに燃え死を覚悟していた・・・・ 

だがこの日本人滅亡の事態に、昭和天皇の人身御供の御言葉が

国民を救った・・・・ 

かの天皇は皇室の、財宝、財産を全て、戦勝国アメリカに謙譲し

尚且つ自分の命を戦犯者の親玉であると捧げるので国民の

命だけは許して下さいと、額ずいて願いを乞うた・・・・ 

この日本最高責任者の祈り、天皇の祈りが照覧され天に届いたので

無辜の国民は露命の誓いが結ばれました・・・ 

この天皇の御言葉が祈りが、届かなかったら現在の私達は

存在していなかったでしょう・・・ 

あからさまに植民地にされ、日本の婦女子達は白人達に恣に弄ばれ

混血児達が、私達に取って代っていたでしょう・・・・・ 
作品名:第9 作家名:万物斉同