第8
振りかざし、之を侵す悪と決め込まれ、いったい僕の様な頭の
脆弱な愚か者に、彼らの理想か何か知らないが美しい国か知らないが
着いて行けず、見捨てられるか施設で飼われるか闇に葬られるか
武力で抑制されるかしか生きる道がない、自然に生きる土地を
全てこの宗教集団の版図にされ、何かしらの決まり事に嵌め
込まれるしかない。
何とこう言う歴史が有史以来の西洋暦、即ちキリストと呼ばれる
宗教闘争、折伏が2000年後の現代も、政治と呼ばれる隠れ蓑をして
続いている。
そもそも単一民族が、この惑星、碧い星地球に存在したと
仮定しての話であるが、その最下層の人間は大地の上に
70億の民が現存し、そして支える為の、為政者(イコール政治家)
の宗教家の運営は、苛烈を極め彼らは動物として生きる事を自ら
捨て去り、また自分の命も生活も、プライベートも捨て去り
昔の宦官の如く、命を捧げなければ70億の人工を養う、事は土台
甚だ無理な相談である、もしそれが可能であるならば僕みたく
最下層の不具者は、僕がそうである様に、このコンクリート
ジャングルの下で、のた打ち回り敗北主義の惨めで孤独な生を
生きねばならなくなる。
この現在、日本の人口1億6千万の中の、僕でこうであるのに
70億の最下層の人間は、図り知れない酷使と、搾取と、肉体労働と
精神労働か、自裁を余儀なくされるだろう・・・・
何故なら資本主義という宗教は、能力の如何によって
待遇が左右されるから・・・
頭が良いものが生活しやすく、力の強いものが生活しやすい
平和、自由、平等と謳っているが、その実、自然原理の
自然淘汰の摂理をしっかり世襲してるではないか?
弱者、弱いものは滅び、破滅する弱肉強食、下剋上ではないか?
僕は貧民の家系に生まれたので、自然と家庭の蒙昧な
放任や、環境で必然的に、僕も貧民、蒙昧の、愚かな性質に育ち
やはり親の血筋を引き継いで乞食の貧民となり、りっぱに
先祖の血を守り踏襲した・・・
そして之も何時の、時代も、と言うか生理、人生、自然は
上述した様に世襲制度に支配され、裕福な家庭に恵まれ
その親の教育、或いは精神が行き届いておれば宗教家達の
運営に携わる仕事、役所務めや、政治家の傍系は政治に任じ
之に関連しコバンザメの如く、付いて廻る経済活動の戦士となり
宗教国家に税金を納め弥増し、その経済戦士達は大事件を起さぬ
限りに於いて多めに見られ、この人間という人工の動物園で飼育される。
従ってこの現代や時代、文明、社会、自然と人間が呼ぶ時間の中では
この宗教組織の中では必然と世襲性が、強く宗教家の子供達は
その様に育てられ、その教えの恵みに与ることの出来ない
僕みたく貧民で、頭の悪いものは子供達は、彼らの宗教活動の
折伏の為の、軍人の駒にされ3Kにまわされ戦死させられるか
またわ、彼らの奴隷として彼らの住みやすい世界を築く為
殖産し、労働のムチに酷使され儚く短い奇跡の生命体験の
70~80年の生涯の幕を閉ざしてゆ・く・・・彼らを弥増して・・・・
己を消費して・・露に消えてゆ・く・・・
こうして知識階級と、非知識階級の生産ロボット労働に
天運によって左右され、詰まり彼らの神へ祈りの理念
市場原理主義、並びに資本主義、及び民主主義、諸々の諸主義は
頭脳と、運に恵まれた者だけが享受でき、それ以外殆どのの弱者達は
国家と言う、宗教家達の唱える呪文に着いてゆけず
その相克に拮抗し迷宮をクルクル彷徨い続ける・・・・
僕には・・・あぁぁぁそう見えてこの、何とも形状し難い
感情に支配され、どうにもこうにも何もかもが手付かずになり
何もかも投げ出して、捨て去って消えてしまいたくなるんだ・・・・
君達はこの問題をどう思う???
これ等の諸問題は、僕の可愛い子孫の、子供達にまで
僕と同じ塗炭の刻苦と、懊悩を背負わせてしまっていいのだろうか?
このいたたまれない感情の心の痛みを・・・・
民族紛争、テロ、戦争、殺人、クーデター、麻薬、魂を売る売春
背任、資源の蕩尽、惰性の人生・・・
これ等を野放しにし、看過し、黙認し、糺さず操る
軍産複合体の宗教団体、国家群の・・・
専横、驕者、恣意的これに群がり絡み利害得失や
立身出世、栄達を謀る、経済集団・・・・
この宗教団体の(国家)の教祖連の教義の布教、折伏活動によって
冒頭の事変の波紋を、この広い宇宙で唯一輝き、奇蹟の生命を宿す
碧の星地球の大地に過去から、現代までにどれだけの人々が
巻き込まれ、苦しみ、いったいこれから未来の、何人の可愛い
息子や、娘達が、悩まなければいけないのか?
之を収め、鎮め、裁かずして僕達に明日はない・・・
あるのは永久の隷属か、惰眠を貪るか、貪婪に堕ちるか
それとも何か?僕達は己の一生ばかりでは、飽き足らずに
愛する家族、女、子供、孫、子孫達すらを、守らず守ろうとせず
劣情に物欲に、偸安し、慨世をどうしたいのか・・・・・と・・・・
僕は自分自身に叫び祈る・・・・