第1
皆、校庭にに遊びに出掛けているのにも拘らず、僕は、教室に
一人取り居残りされ、先生の熱すぎる甚だしい、指導を受け、
泣かされながら、給食を押し込んでいた・・・
6ヶ月近くも、これを強制されて、僕の体は醜く、肥え太り、
豚になっていつた、以後、この肥満との、おそるべき格闘に
闘争に僕が、望みもしないのに、勝手に、環境によって、
自動的にエントリーされた、学校という環境によって・・・
当時は事態を深刻に受け止めなかったけれど、大人の階段を
登る度に嘆き、この醜い姿のハンディーと、コンプレックスで、
20代まで彼女一人できず、ダイエットに苦しみ、同級生に
苛められ、異性に苦しみ、こんな体にした、先生と、学校を、
恨んだ・・・
孤独な、無意味な、人生が既に、僕のために、上げ膳、
据え膳に、ありがためいわくも、甚だしく、ご丁寧に、
準備されていた・・・
この小学3年生の時に、養父の会社が倒産した、
昭和56年(1981年)と、同時に、母と、養父は、
離婚して、僕と、母と、幼い、妹2人の、4人生活が、
またもや、恐怖の、6畳2間の生活が、小さな貸家で、
スタートした・・・僕は母に尋ねた、養父(おとうさん)は
どうしたの?・・・
母曰く、あれは、馬鹿男、で、お前のお父さんではないのだ
、妹たちのの父親だから、お前が気安く、お父さんと呼ぶな、
このバカたれが!と事あるごとに、諭され、叱られて、
寂しい哀しい、感情に支配された・・・
あんのじょう、母と、養父は、形的には、離婚したけれど、
週2回のペースでやってきては、夜な夜な、獣の雄たけびを、
聴かされ、精神的に、カナリ、気を使いまくり、なにもかも、
手につかずに、お手上げ状態だった・・・・この離婚と時、
等しくして、母の例の十八番の、ヒステリーは、萌しは一気に、
拍車を駆けてドラゴンクエストの様に、レベル58位だったのが、
怒りゲージ100%を通り越した、レベル85以上の、
怒りマスターレベルになられてしまい、僕は、この猛獣を宥め、
鎮める、為のみのスキルアップ、ばかり余儀なくされ、経験値は
是に全て注ぎ込まねば、避けられぬ程の、怒りスキルを、
母は濫用したので、僕は、必然と、猛獣使いのマスターを、
コレまた望まずに進まされた・・・毎日、朝9;00の
開店時間からパチンコに通い、閉店の夜11;00
過ぎまでいてて、家に帰ってくるのは、殆ど12過ぎ・・・
負けて帰って来ては、僕は、格段のレベルアップを遂げた、
怒りマスターの母の、おおいなる、靂(はたたがみ)が
臨界点を越えて核融合して、ビッグバンを毎日の様に、
爆発(エクスプロージョン)させ、いったいどれだけの宇宙が
生まれ、消えたのやら・・・僕の心の中も、吹き消され、
残ったのは、只の心の無い空っぽの体だけ・・・
置き時計、皿、ビール瓶、骨壷?が、僕の体をロックオンし
ターゲットにして飛来し僕は、そのミサイルを、かわし捌き、
身を捩るが100%の回避率はない、まだ小学3年生の経験値の
浅い未熟者だから、頭に直撃して、真冬の夜に、頭から、
血をながしながら、Tシャツ一枚と、ブリーフのパンツ一枚で、
6畳2間の小さな家の玄関を、恐らくガンダムの緊急発進よりも、
素早く、敏捷に、ビッグバンの体罰、折檻から遁れるため、
飛び出して、夜の寒空の煌く星たちを仰ぎ見つめながら、
僕は何で生まれてきたの?と涙し独り言を呟いた日々も、
数え切れない程あり、こんな時は、母の心の激昂が、鎮まり、
ほとぼりが冷めるまで、夜空とお話して、時間を潰した、・・・
近所の家々も驚いて何事かと夜の、閉め切った窓をわざわざ
開け放ち、君どうしたの?大丈夫?と声を掛けられ、
返答に困っていてて、もじもじ、してたら、
ガラガラピシャッと乾いた音を残して窓は閉ざされ、
再び開く事はなかった・・・内心、僕は、小学低学年で、
真冬の夜にTシャツ、パンツ、頭からは血が流れていたので、
家の中に匿ってくれるか?暖かい衣服を貸してくれるのか?と
期待して、助けをまっていたけれど、馬鹿で、愚かな
僕はこんな淡い希望を懐きつつ長い時間、待ったけれど、
結局、寒空の夜の大地には、僕だけ一人きり、月の灯りに、
照らされ、そこに打ち棄てられていた・・・
こんな夜の日々を偶さかに救出してくれたのは、SEXの為に、
夜中にやってくる、妹の父親、僕の養父だった、
養父がやってくると、おんぼろの貸し家だが、
頑丈な鍵で硬く閉ざされた僕の家は、魔法の様に、開き、
養父に僕は紛れ込んで、家に中にいつしょに滑り込んで、
僕は、自分の布団のある所に静かに逃げ隠れ、やはり是も
お決まりのコースで、獣たちのハーモニーを、望まないのに、
長時間、聴かされた・・・
其の他の場合は、夜空が友達になって僕に付き合ってくれた・・・
今この様に過去を振返って見ると何だか、月や、宝石を鏤めた
夜空に煌く星たちは、僕だけを照らし、僕だけのために、存在し、
この広い広い空は僕が独り、独占した、なんだか、
贅沢な気持ちの錯覚に陥る・・・
この頃から、幻覚、幻視、がはじまる
後は、しばしば近くの淵神社の秘密基地ですごした・・・
友達と基地に集めた、蝋燭、ライター、近くの病院から集めた、
漫画や雑誌、将棋やチェス等の道具、親が捨て出していたゴミ
から回収した、いかがわしいエロ本、を、基地で
蝋燭に灯りを燈して、闇の冬に、一人過ごした・・・
でもぶちゃけ、漫画(アニメ)の方が楽しかった、エロ本は、
意味も解らず、気持ち良く酔わせ、僕のちっさな、ものを、
熱く、硬くして、恍惚に、酔わせはしたものの、・・・
ドラえもん、ガンダム、ヤマト、ルパン三世、あと戦隊もの、
デンジマン、とかバトルジャパンみたく、おたく、みたいに・・・
コロコロコミック、や付録の沢山付いた、
(紙製で、拳銃の輪ゴム銃とか、切り抜いて、
のり、付けたり、工作して、)の、てれびくん?かなんかの、
題名?・・・の、本を買ってたなぁ~
あと、インベーダーゲームが正に、侵略してきた・・・
こいつは、僕の人生の3分の2を無為に、奪い去り、刑務所に
まで僕を堕し込めたと言っても過言ではない膨大な時間を奪った
僕を虜の、奴隷に、仕立て上げ、僕が、現実世界の実生活の、
経験値を稼ぐ時と、機会と、場所を奪い上げ、
バーチャル世界の住人に、僕を、洗脳して、この商魂の輩の、
供え物として、犠牲として、祭壇に僕は、彼らの犠牲としての、
供えものとして、僕は彼らに、意図して、飼育された、
人身御供になるために、スケープゴートにされた・・・・・
兎に角、この侵略者?インベーダーゲームが、流行って、
駄菓子屋に設置されていたので、自然と、子供の馬鹿な、
経験値の浅いぼくは、忽ちに、この侵略者に魅了され、
現実と大きく懸け離れた、バーチャル世界の、
信仰者に勧誘されていった・・・