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バカみたいな話して。

一緒に昼飯を食べて。

騒ぎながら下校して。

顔を真っ赤にしながらキスして。

くっつくぐらい手を握り合って。

二人で好きって言い合って。












「…次はデートでも行こうか」


握った手はまだ暖かい。



「……綺音、眠いのか…？」


うっすらと開いた瞳がオレは映す。



「…おやすみ、綺音」



綺音の唇がゆっくり動く。



『お や す み』













そして、

綺音は今度こそ本当に眠った。

優しい笑顔のまま。