第二章 第二話 出兵してから最初の試練
気がついたら敵兵との攻防戦はもう終わっていて寝かされていた。
戦況を聞いても曖昧な答えや「覚えてないのか?」と逆に問われる。
そしてぼく達はこの攻防戦で戦死した仲間を丁重に寝かせた。
「三船君・・・・・君の仇は必ず・・・・必ずとってみせる。だから安心して寝ててね。」
「行くぞ源五郎。」
「はい!」
僕は最後にもう一度三船君をこの目に焼き付けて先へと進んだ。
この争いがきっかけで僕は兵長に昇進した。
・・・・・・なんでだろう?
作品名:第二章 第二話 出兵してから最初の試練 作家名:sanze1991