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れん
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一途な嘘つきの末路
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俺の姿を見るなりお前は「うず、ひ…?……なんでっ…」なんてすっげー涙声で言ってきた。
そんな愛おしいお前の姿を見たら、俺はもう我慢なんて出来ない。
お前によっていくと、お前はどんどん俺から離れる。
けど、瞳だけは俺を見てくれてる、頼む、逸らさないでくれよ。
お前の背中が壁にぶつかって、お前は俺から視線を逸らそうと瞳を震わせた瞬間。
「好きだ」
恥ずかしさとか
怖さとか
いろいろ合ったけど、お前が俺の目をしっかり見てくれた事が一番嬉しかった。
作品名:
一途な嘘つきの末路
作家名:
れん