小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

一途な嘘つきの末路

INDEX|7ページ/8ページ|

次のページ前のページ
 

俺の姿を見るなりお前は「うず、ひ…?……なんでっ…」なんてすっげー涙声で言ってきた。
そんな愛おしいお前の姿を見たら、俺はもう我慢なんて出来ない。
お前によっていくと、お前はどんどん俺から離れる。
けど、瞳だけは俺を見てくれてる、頼む、逸らさないでくれよ。

お前の背中が壁にぶつかって、お前は俺から視線を逸らそうと瞳を震わせた瞬間。




「好きだ」





恥ずかしさとか
怖さとか
いろいろ合ったけど、お前が俺の目をしっかり見てくれた事が一番嬉しかった。



作品名:一途な嘘つきの末路 作家名:れん