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eternity with・・・Bsaide・・・2

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夏休み




夏休みに入ると予想通り部活の毎日だった。秋の大会が迫っているのもあって、毎日朝から夕方まで部活に行っていた。それでも彼女に会えるその一日を楽しみに毎日を過ごしていた。

「樋杉!」

呼ばれて振り向くと健二がいた。

「来週の花火、千夏に連絡してくれね?」
「え・・・?」

健二は部活の終わった今日から花火大会の前日まで母方の田舎に帰っているらしく、連絡が出来ないのでオレに代わりに連絡をして欲しいというのだった。これには断ることもできず、結局オレが連絡する事になってしまった。

「とにかく余計な事は言うなよ?」

どうしてそんなことを念押しして言うのか解らなかったが、帰宅後彼女に連絡をすることとなってしまった。
どうせメールで連絡をするのだから健二がすればいいのに・・・とその時聞いてみたのだが、とにかく母方の実家は由緒ある御家柄で、高校生で携帯を持っているなど知られたら懇々とお説教が始まってしまうというのだ。学業が第一の学生が携帯電話などあり得ないというのが祖父の考えらしく、まぁそう言われると何も言い返せない。

彼女のアドレスを健二に聞き、その夜連絡をすることにした。