小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
番人カイト
番人カイト
novelistID. 25407
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Angel Story

INDEX|1ページ/2ページ|

次のページ
 

2012年 天界 

天界のあちこちに黒い歪ができていた。 そこから悪魔族がゾロゾロと天界に侵入してきた。
天界は紛争状態になってしまっている・・
天使族らは緊急用の結界へ集まっていた。
「お前ら何してるんだ!」悪魔族の前で少年が叫んだ。
「バカかお前は・・天界は悪魔族のものになったんだよ」
悪魔は高笑いしながら言った。
「俺がお前らを魔界に還す!」少年は左手に剣、右手にハンドガンを構えた。
少年は一瞬にして悪魔族の後ろにまわっていた。
「何!?」悪魔は後ろを向いたがそれは遅かった。
悪魔は腹を切られ倒れた。しかし、悪魔は『死の魔法』を使っていた。
天使の白い髪が黒く染まり、純白の羽が漆黒の羽になった。
「これは・・・『死の魔法』か・・・」少年は地面に膝をついた。
少年の体が足から灰になっていた。
「俺もここまでかよ・・・!」少年はそういいながら灰になった。
しかし、少年は死ぬ間際に『純白の魔法』を使っていた。
天界に居た悪魔族は灰になり消え、天界の歪は塞がれた。
少年は天界を救い、少年は『英雄』になった。
そして『純白ノ魔法』はそれをきっかけに広がっていった

2026年  日本 神奈川県 横浜 長岡中学

校庭で生徒が集まっていた。
「これより魔法能力試験を行う。」校長が真剣な顔で言った。
そういうと、生徒がそれぞれの先生の指示に従って動いている。
「面倒だな・・・どうせ無能力なのに・・・サボるか・・」
俺の名前は柊亜紀人 2年1組 無能力
駄目な学生である成績は上の上、だが、無能力
しかしなぜか分からないが背中におかしなタトゥがある。
「まぁやってみればいいよ あきと♪」と後ろから女子が亜紀人に言った。
こいつの名前は清水 薫 2年1組 無能力
こいつは世間で言えばいわゆる幼馴染である。
「うるさいな 薫!」亜紀人は睨みながら言った。
「頑張ろうねあきと♪」と薫が笑顔で言った
ーおいおい・・・無視かよ・・・1組は体育館か。
        体育館

体育館では魔法試験をやっている生徒でたくさん居る
ー面倒くさいな・・・・無能力はステージの所か。
「無能力の諸君、努力をしないとなんでもできないぞ! 特に亜紀人君♪」
と俺を見ながら教師が言った。
この先生の名前は 木村 里 担任
こいつは無能力者担当の教師である。 そして俺がもっとも嫌いな先生である
「無能力の諸君、鬼ごっこをするぞ」木村が黒い笑みで言った
―やばい・・・これはいやな予感がするぞ・・・急いで逃げなければ!
「先生・・・頭が痛いんで保健室行っていいですか?」俺は頭を抑えながら言った。
「亜紀人君、今日は保健室のベットは空いてませんよ♪。」
木村が笑みを浮かべながら言った。
「えー・・・無能力者の試験をやるのでみなさん体育館から出てください」
木村がマイクを持ちながら笑顔で言った。
そしたら無能力者以外の生徒がどんどん退出していった。
―まずい・・・! 本当にやばい・・・
「無能力者しかいなくなったので試験を始めます」
言いながら背中に何かを貼られた。
「内容は魔法鬼ごっこです♪」と木村がうっとりした顔で言った。
「何ーーーーーー!!!!???」無能力者全員が負のオーラで言った
魔法鬼ごっことは、先生が鬼で始まり、魔法制限なし 鬼に触られたものは
補習を受けることになっている。
別名「補習送りの鬼ごっこ」と呼ばれている。
―まずい・・・前は怪我人が出るほどの激しい鬼ごっこだった。今回は死者がでてもおかしくない。
「では始め!!」先生が言った瞬間すごい人相で走ってきた。
無能力者達は全力で走っていった。
うちの学校は体育館が広い。野球ができるほどだ。 しかも障害物がなにもない
体力と足の速さが問われてくる。
「薫、一緒に行こう」走っていた薫に言った
―ここで薫を仲間に入れておこう。きっと役に立つはずだ。
「いいよ・・・・ あきと・・・」顔を真っ赤にしていった。
―あれ?・・・なんで顔が赤いんだ? もう疲れているのか・・・
「亜紀人ぉぉぉ!!!!」叫びながら先生が後ろから来た。
―まずい・・・俺を補習送りにしようとしてる・・・ここは誰かを囮にしないと
近くに1年の生徒が居た。俺はそいつを先生の方へ押した。
そいつは先生に捕まり補習送りにされた。
―すまない・・・君の尊い命無駄にしないよ・・・!
先生がその生徒を補習室に入れるために一時いなくなったので休憩だ。
「ひとまず休憩か・・・・。」俺は腰を下ろした
「あきと・・・・」薫が顔を赤くして言った。
俺は「何?」と言った。
「次の日曜日に・・・うちに来ない?? 料理作るからさ・・・」
薫は小さい声で言った。
―薫・・・体調でも悪いのかな・・・?
「いいけど・・・大丈夫か??」俺は言った
「本当に!? よかった~・・・」薫は笑顔で言った。
―なんだ・・・大丈夫か・・・余計な心配かけるなよな・・・
先生が戻ってきた
―もう帰ってきた早く逃げないと・・・
薫の手を引っ張りながら走った。
その時だった。 黒い影が体育館の床から出てきた。
その黒い影は人型になり、先生の手を掴んだ
「なんだこれは・・・・」木村は掴んでる手を触りながら言った。
「・・・! これは・・・まさか・・・・」
先生が震えながら言った。
「女王ノエンジェルチルドレンハドコダ??」黒い影が言った
「ここにはいない!」先生が大声で言った。 しかし
「ウソヲツケ!!」黒い影は怒ったように大声で言った。
黒い影は先生を投げ飛ばした。 先生は壁に激突し、地面に倒れた。
「女王ノエンジェルチルドレンハドコダ・・・」
こっちに向かって歩いてきた。
―いくら俺でもアイツの魔力を感じる・・! こいつはヤバイ・・・
黒い影に男子生徒が殴りかかった。 しかし黒い影はすんなり避けた
そして男子生徒の後ろにまわった。
「オマエカ?」と言いながら黒い影は男子生徒のシャツを破いた。
「紋章ガナイ・・・・・」黒い影はそういうと男子生徒を掴んで地面に叩きつけた。
男子生徒は瀕死の状態になった。
「薫・・・裏から逃げるぞ・・・コイツはそうとうやばい・・。」
と俺は言い、薫と一緒にステージの裏にある裏口から逃げようとした。
しかし、黒い影がもう亜紀人の後ろに居た。
「・・・オマエカ? 女王ノエンジェルチルドレンハ・・・」
その時、亜紀人の背中が光った。
「なんだよこれ・・・・光ってる・・・。」俺は背中を見て呆然としていた
「ソノヒカリ・・・キサマカ女王ノエンジェルチルドレンハ!」
黒い影が漆黒の槍を取り出した。
「オマエヲコロス・・・!!!」黒い影は亜紀人に向かってきた。
亜紀人は黒い影に殴りかかった。 しかし黒い影に吹き飛ばされる。
隙を見て、亜紀人は後ろにまわった。
―よし後ろを取った!
だが、黒い魔力が壁となり、亜紀人のパンチを防いだ。そして亜紀人は壁に投げつけられた
「ドウシタ? 女王ノエンジェルチルドレン・・・」と黒い影は言った。
黒い影は薫に漆黒の槍で攻撃した。 漆黒の槍は薫の左腕を貫通した
薫は左腕を押さえながら、槍を抜いた。
「あきと!・・・そいつを倒してよ!」と泣きながら薫は言った。
薫は先生の所に居た
作品名:Angel Story 作家名:番人カイト